【あなたも映画監督になれる⁉︎】必要なのは物語を作るセンスと***次第

最近、3DのゲームのようなCGを、個人で作れるようになっています。しかも、ものすごく精細なレベルなものを簡単に(昔に比べれば)作れるようになりました。さすがに、3Dゲームを個人で作るのは難しいですが、簡単なビデオクリップ程度であれば、アニメーションどころか映画のような実写のビデオクリップを作ることができるようにななりつつあります。

千と千尋の神隠し〜カオナシ〜

これまでであれば、企業やスタジオといったような集団でなければ実現できないクオリティーの作品が、個人で作れてしまうのです。最近のVRと組み合わせると、体験型の3D実写(に近い映像)を作れてしまうのです。また、スタジオで制作していたアニメも、最近では個人で作れるようになりました。これによって、才能をもっているにもかかわらず埋もれていたクリエイター達が、世に出るようになったのです。同様に短編映画が個人で作れるようになると、いろんなクリエイターが、もっと世に出るようになるでしょう。このことは、今後のコンテンツビジネスに対する影響が、非常に大きいと思っています。もしVRでこのようなことができるとなると、体験型の映画、というか自分の好きなストーリーを選んで、リアルな体験をすることができるわけです。将来的に、多くの人がこの体験型VRにどっぷりとはまり、抜け出せなくなるのではないか、と思っています。本人たちはおもしろくて観ているつもりでも、どんどん魅力的な映像が出てくると、やめようとおもってもやめられなくなります。それは、これまでのテレビや映画等の比でなく、中毒といっていいくらいになるはずです。


AIを使って実際の映像を変える事はすでに実現していますが、1から映像を作るのはAIでもしばらくは難しいと思います。となると、話を作る才能、あるいは誰も思いつかないようなストーリーメーカーであること、が重要になるはずです。AIで仕事がなくなると戦々恐々としている人は、仕事がなくなることを心配する間に、どうしたら想像力が豊かになれるか、を考えた方が良いのではないでしょうか。本を読んだり、映画を見たり、楽器を弾いたり、色々なところに行ったりしたりすることが、想像力を豊かにします。このような事は、今まであれば趣味や遊びの世界でしかなかったのですが、今後は想像力の豊かな人の方がお金を稼げるような時代になるのかもしれません。